中国作家協会第3代主席に女性作家鉄凝氏

11月 12, 2006

(中国通信=東京)北京12日発新華社電によると、北京で開かれている中国作家協会第7回全国代表大会で同日、新主席に現代の著名な女性作家、鉄凝氏が選出された。昨年10月17日、病気で死去した巴金・前主席の後任で、茅盾、巴金氏に続いて、57年の歴史がある中国作家協会の3代目の主席となった。

主席当選後、鉄凝氏は宿舎のホテルで「大会の規定により、しばらく取材を受けることは出来ない」として、話をしなかった。

今年49歳の鉄凝氏は1982年に発表し短編小説「哦、香雪」で注目された。農村の少女、香雪が駅で女子学生にかごに入った卵を渡し、長い間欲しかった鉛筆入れと取り替えてもらったことを書き、農村の少女の純朴さと現代文明へのあこがれを描き、同年の全国優秀短編小説賞を受賞した。

鉄凝氏は1957年9月、北京で生まれた。75年、河北省保定の高級中学(高校)を卒業後、同省博野の農村人民公社の生産隊に入隊。79年に保定に戻り、保定地区文学芸術界連合会(文連)「花山」編集部の小説担当編集長となった。75年から作品を発表し始め、これまでに発表した文学作品は約150万華字に上る。84年に河北省文連のプロ作家となり、96年に河北省作家協会主席、中国作家協会副主席に選ばれた。

初期の作品は生活の中の普通の人と出来事、特に人物の内心を詳細に書き、そこから人々の理想と追い求めるもの、矛盾と苦悩を描きいており、言葉遣いがやさしく、清新である。86年と88年に古い歴史文化を振り返り、また女性の生存に注目した二つの中編小説「麦カツ(のぎへん+吉)ダ(土+朶)」と「棉花ダ(土+朶)」を発表し、新たな文学創作期に入ったことを示した。88年、初の長編小説「玖瑰門」を書き上げ、それまでの理想の詩的境地を求めるのを変え、数世代の女の生存競争の中での殺し合いを書き、生活の中の醜い面、汚い面を描いた。近作の長編小説「大浴女」(2000年発表)は大きな社会的背景と家庭の小さな環境の中での女主人公の辛い成長過程と感情の遍歴を描いている。

中国作家協会の今回の全国代表大会は10日から14日までの予定で、北京で開かれている。全国の作家代表900人余りが出席している。胡錦涛共産党総書記・国家主席・中央軍事委主席が10日の開幕式で演説し、社会主義の先進文化を繁栄させ、調和のとれた文化を築くことが中国の広範な文学芸術活動家の厳粛な使命であると強調した。

中国作家協会の前身は中華全国文学工作者協会(略称・全国文協)で、49年7月23日、北平(現在の北京)で設立された。53年10月、中国作家協会に正式に改称した。現在、会員は7690人。

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