習近平氏、馬英九氏と面会 新華社報道〈2/3〉

11月 7, 2015

 習近平氏は次のように強調した。われわれがきょう同じテーブルについたのは、歴史の悲劇を繰り返させず、両岸関係の平和的発展の成果が失われないようにし、両岸同胞に引き続き平和で安らかな生活を築かせ、われわれの子孫に共によき将来を享受させるためだ。新たな情勢を前にし、両岸関係発展の新たな起点に立って、両岸双方は胸に民族全体の利益を思い、時代の前進の歩みに遅れず、手を携えて両岸関係の平和的発展という大構造を強固にし、共に中華民族の偉大な復興を実現すべきである。習氏はこれについて四つの意見を出した。
 第一、両岸の共通の政治的基礎を揺るがず堅持する。この7年間両岸関係の平和的発展を実現できたカギは、双方が「92共通認識」堅持、「台湾独立」反対という共通の政治的基礎を確立したことにある。この定海神針(海を鎮める針)がなければ、平和的発展の舟は逆巻く怒濤に遭遇し、はては完全に転覆していただろう。
 「92共通認識」は両岸の関係方面の明確な授権・認定を経て、両岸世論の幅広い支持をえた。「92共通認識」が重要であるのは、それが一つの中国の原則を体現し、両岸関係の根本的性格について明確な線引きをしているからだ。それは大陸と台湾が同じく一つの中国に属すること、両岸関係は国と国の関係でなく、「1中1台」でもないことを示している。両岸はいまなお統一されていないが、中国の主権と領土保全はいまだかつて分離されたことはない。両岸が同じ一つの国に属し、両岸同胞が同じ一つの民族に属するという歴史的事実と法理的基礎はいまだかつて変わっておらず、また変えられない。
 台湾の各党派、各団体が「92共通認識」を直視するよう希望する。どの党派、団体であれ、過去にどんなことを主張していても、「92共通認識」の歴史的事実を認め、その核心的含意を認めさえすれば、われわれは付き合う用意がある。国を分裂させるいかなる行為も、両岸同胞は決して許さないだろう。国家の主権と領土保全を守るという原則問題において、われわれの意思は磐石のように固く、態度は終始一貫している。
 第二、両岸関係の平和的発展を強固にし深化させることを堅持する。この30年余り、両岸関係の全体的様相は歴史的変化をとげた。2008年以降、両岸関係は平和的発展の道に乗り、1949年以降最もよい時期にある。平和を求め衝突を求めない、交流を求め隔絶を求めない、協議・協力を求めゼロサム・対決を求めないことは、両岸同胞の共通の心の声になっている。両岸関係はもはや以前のような激しく衝突し、鋭く対決する敵対状態にはない。
 両岸関係発展の歩みは、台湾海峡が激動・緊張し、両岸が衝突・対決すれば、民衆が大きな被害を受けること、平和的発展の道を歩み、互恵・ウィンウィンの道をはかれば、両岸のいまを利し、民族の千秋を益することを教えている。両岸同胞は平和的発展の成果をますます大切にし、両岸の敵意を徹底的に解消し、平和的発展の道を堅持し、両岸関係の安定した平和的発展のための制度・枠組みを築くよう努力すべきである。
 両岸双方は交流・対話を強化し、政治的相互信頼を増進し、平等な協議、前向きの検討を通じて、両岸の間に長期間存在するさまざまの難題の解決をはかると同時に、矛盾と意見の食い違いをうまく管理・制御すべきである。両岸のホットライン設置は、双方が適時に意思疎通をはかり、誤解を回避し、緊急問題を処理するのに役立つ。まず双方の両岸問題主管官庁の責任者間に設けてもよい。
 この60年余り、両岸は異なる発展の道を歩み、異なる社会制度をとった。道と制度の効果がどうだったかは、歴史に検証させ、人民に判断させるべきだ。両岸の双方はお互いの発展の道と社会制度の選択を相互に尊重し、この種の食い違いによって両岸の交流・協力が妨げられ、同胞の感情が傷つけられるのを回避すべきである。
 われわれは台湾同胞の国際活動参加問題に対する考え方や感情を理解しており、これに関連した多くの問題を重視するとともに解決をはかった。「二つの中国」、「1中1台」をもたらさないかぎり、両岸双方は実務協議を通して情理に適った手配をしてもよい。
 目下、両岸関係の平和的発展に対する最大の現実的脅威は、「台湾独立」勢力とその分裂活動である。両岸同胞の敵意と対立をあおり、国家の主権と領土保全を損ない、台湾海峡の平和・安定を破壊し、両岸関係の発展を阻害する「台湾独立」は、両岸同胞に大きな災禍をもたらすだけである。両岸同胞は一致団結して、これに断固反対すべきだ。(続く)

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