5年間で千億元規模のリチウム電池拠点構築 青海省

6月 25, 2016

 (中国通信=東京)西寧22日発新華社電によると、青海省は5年間で1000億元(1元=約16円)規模のリチウム電池産業拠点を構築する。内容次の通り。
 比亜迪(BYD)股フン(にんべん+分)有限公司の董事局主席兼総裁〈取締役会会長兼社長〉の王伝福氏は、今月20日、21日の両日に開催された「リチウム産業―新興エコシステム」国際フォーラムで、「豊富なリチウム資源が青海省のエネルギー改革に新たなチャンスをもたらすのは必然だ」と語った。
 第17回中国・青海グリーン〈環境配慮型〉発展投資・貿易商談会の重要イベントの一つとして上記フォーラムは多くの人々から注目され、主に検討された「持続可能な発展のリチウム産業・新興エコシステムの構築」は、青海省の発展の実情に即したものだ。
 中国電動汽車〈電気自動車〉百人会の陳清泰理事長は同フォーラムで、新エネルギー革命のチャンスを生かし、新エネルギー車の発展を推進できれば、20年あるいはそれ以上経過した後にエネルギーや交通の構造は大きく改善し、エネルギー環境の問題はかなり緩和されるだろうと語った。
 自動車の電気自動車(EV)化は世界の自動車産業の3大発展傾向の一つで、リチウム資源産業もEVの発展に伴い、人気の高い投資先になっているという。
 「EVの今の主流はやはりリチウムバッテリー駆動だ」。王氏はこう語り、新エネルギー車に対する国の政策推進でEVは順調に発展し、リチウム資源に対する需要が増えているため、リチウム電池やリチウム資源の価格が上昇していると説明した。
 青海省のカク(赤+おおざと)鵬・省長は次のように説明した。青海省は名実共に「リチウム資源大省」〈リチウム資源の豊富な省〉で、リチウム埋蔵量が全国の80%以上を占めている。現時点で同省は塩湖かん水からのリチウム回収、炭酸リチウム、プラス極材料・マイナス極材料を使ったリチウム電池製造など川上・川下が一体化した産業チェーンをひとまず形成している。リチウム産業はクラスター化、大規模化の方向へと発展を加速し、経済の新たな成長点になりつつある。
 青海省のエネルギー改革のチャンスとリチウム資源の強みを前に王氏は、比亜迪はリチウム電池プロジェクト拠点を青海省に築いた後、同省の豊富な資源の力を借りて新エネルギー産業を全力で発展させ、現地に分布している動力電池〈蓄電池〉の発電能力を今後5年間で10ギガ㍗時にするよう取り組むと語った。
 「2020年までに、青海省を全国的に影響力のある1000億元規模のリチウム電池産業拠点に育て、『リチウム大省』から『リチウム強省』〈リチウム産業に強い省〉への転換実現を目指す」とカク省長は語った。

トピックス

より良い都市 より良い生活より良い都市 より良い生活

史上最大規模 入場者7000万人目指す 会期 2010年5月1日~10月31日 中国通信は随時「上海万博」の動きを発信
2010/06/23 13:54  

人民元の攻防人民元の攻防

経済界は固唾を呑んで見守っている。第2回中米戦略・経済対話の行方は?貿易黒字縮小で切り上げ論は下火?
2010/06/28 13:54  

チベットチベット

秘境・「世界の屋根」と呼ばれる青海チベット高原の厳しい大自然、ここに暮らす人々の日常生活、そしてチベットの過去と現在…
2010/06/28 13:54  

中国通信社が発行する情報誌のご案内

詳細はこちら

詳細はこちら