新しい時期の地域発展の重大な戦略的措置 雄安新区設立で諮問委にインタビュー

4月 3, 2017

 (中国通信=東京)北京3日発新華社電によると、京津冀協同発展専門家諮問委員会副組長で、中国工程院院士〈工学アカデミー会員〉オウ(烏+おおざと)賀銓氏は2日、新華社記者の独占インタビューで、雄安新区の設立は新たな時期の地域発展の重大な戦略的措置、中国の経済構造と空間構造調整の重大な部署配置、都市・農村の協同〈コラボレーション〉による発展モデルの重要な探究、経済発展パターン転換と供給サイド構造改革を推し進める探究的実践、新しい発展理念を貫徹実行する革新的デモであると述べた。
 中国共産党中央、国務院が河北雄安新区の設立を決定する通知を出した。これは習近平同志を中核とする党中央が行った一つの大きい歴史的な戦略的選択で、深セン(土+川)経済特区と上海浦東新区に次ぐ、全国的意義をもつもう一つの新区で、「千年の大計」、「国家の大事」とされている。
 オウ氏はさらに、次のように述べた。
▽雄安新区は北京の非首都機能分散の集中的受け皿として、首都を中核とする世界的な都市群の配置づくりおよび北京・天津・河北の空間構造の見直し・最適化においてカギとなる役割を果たすだろう。雄安新区の建設を通じて、人口・経済密集地域の最適開発の新モデルが模索されるだろう。
▽京津冀協同発展の先の手は北京の非首都機能を整然と分散させることだが、無秩序な分散・受け入れに比べ、集中的受け入れでは資源をより有効に配分し、内包的集約的発展を実現することができる。雄安新区は北京・天津・保定の中心部にあり、地理的な強みが明白、交通が便利で、生態環境が優れ、資源・環境容量が比較的大きい。あまり開発が進んでおらず、発展の余地が十分あり、高い起点・高い基準からの開発・建設の基本的条件を備えている。
▽雄安新区は北京の非首都機能を引き受けたうえで、グリーン・エコロジーの住みやすい新都区、革新駆動型発展の主導区、つり合いのとれた発展の展示区、開放・発展の先行区の建設を目標に、長期間のたゆまぬ努力を経て、ハイエンド・ハイテク・ニューテク産業の集中地、イノベーション要素資源の集積地、開放拡大の新高地および対外協力の新プラットホームを完成させる。そして経済・社会発展の新しいエネルギー〈原動力〉を引き出し、北京・天津・河北の革新駆動型発展の新しいエンジンを形成し、北京・天津・河北が中国経済発展の新たな成長極になるのを支える。
▽雄安新区建設は目標が雄大で、見通しは明るいが、かつての深セン特区や浦東新区とはその置かれた地域的、歴史的条件が異なる。雄安新区の建設ではチャンスとチャレンジ〈課題〉が併存し、任務が厳しいので、戦略的な定力〈ぶれない力〉と歴史的な忍耐心を保ち、手堅く進め、たゆまぬ努力を払わなければならない。党中央はすでに綿密な配置を行っており、スタート区、中期発展区と長期計画区に分け雄安新区を段階的に建設し、志を高く持ち地に足をつけるようにしている。北京・天津・河北地区人民の積極性を動員し、全国人民の支持の下、冀中〈河北省中部〉の大地に必ず新たな発展理念にリードされた近代的新都市を築き上げることができるだろう。

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