中国の出生欠陥問題深刻 4、5%発生

1月 8, 2005

(中国通信=東京)北京6日発新華社電によると、13億人目の小公民が北京で誕生すると同時に、1人の欠陥児が中国のどこかで生まれているかもしれない。衛生省のデータによると、中国では30〜40秒に1人の欠陥児が生まれている。

過去30年、中国政府の人口戦略の成功により、人口13億人の日が4年間遅らされ、中国はまた出産水準の低い国に仲間入りした。しかし専門家は、「人口数の抑制、人口の質向上」という中国の人口戦略の実現はなお任重くして道遠しだと指摘している。

北京大学医学部の李竹・教授はこう話している。人口問題は単に人口数の抑制問題ではなく、人口の質的向上、人口構造の最適化も含まれる。人口数の抑制活動がかなりの成果を収めた時、人口活動の重点は自ずと後ろの2つの方に移りはじめる。

「出生欠陥はいまや、中国の出生人口の質と人口の健康を守る重要な医療・衛生問題になっている」、李教授はこう語った。

人は生まれながらにして平等であるか、大多数の人がそれは言うまでもないと考える。しかしこの世界で一部の人は胚状態の時に常人と異なることを決定づけられている。そしてこの世界に来ても、正常な人の生活を送れない。このような人のことを、医学の専門用語で「出生欠陥」と呼ぶ。

衛生省のデータによると、中国の出生欠陥発生率は少なくとも4%から5%以上で、年間の新生児2000万のうち、出生欠陥は少なくとも80から100万にのぼる。

中国で毎年出生欠陥による直接の損失は8億元(1元=13円)に上り、出生欠陥と障害のために150億元の医療費を注ぎ込まなければならない。出生欠陥はいまや中国の人口発展における重大な問題になっている。

北京大学人口研究所の鄭暁瑛教授は「子供の伝染病と違って、出生欠陥や障害は毎年発生しており、しかも極めて深刻な結果をもたらす。出生欠陥児はたとえ生存してもほとんどが身障のままで、個人、家族、社会に与える負担は大変大きい」と説明する。

嬰児死亡率はある国や地域の衛生状態と健康水準をはかる最も主要な指標だが、出生欠陥は中国の嬰児死亡率の主要な原因である。中国の大多数の地域で、出生欠陥は嬰児死亡の第1、2の死因になっている。出生欠陥児は出生前後に30〜40%が死亡、40%が身障者になり、20〜30%が治癒する。

中国の出生欠陥と身障の予防活動は1980年代初めに始まり、発展途上国の中で最も早かった。1983年初めて神経管奇形の多発問題が発見され、全国で出生欠陥監視システムがつくられ、積極的な学問研究と予防・治療活動が行われた。衛生省は全国の出生欠陥監視を組織し、中国の出生欠陥と疾病の発生法則と特色をつかんだ。

国連ミレニアム発展計画では、出生欠陥と身障を減らすことが21世紀に全世界で嬰児死亡率をさらに引き下げるためのポイントであり、また全世界の人口の資質にもかかわってくると述べている。

2001年、「第1回発展途上国出生欠陥・障害予防国際会議」が南アで開かれ、中国を含む18カ国の代表が参加、発展途上国の出生欠陥と障害予防活動のスタートを示した。第2回会議は今年9月北京で開かれる。全般的目標は、発展途上国にその重視を働きかけ、出生欠陥と障害の予防を促進すること。

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