中国の木材需給、基本的に均衡、自国の需要まかなう能力ある

1月 18, 2005

(中国通信=東京)北京18日発新華社電によると、中国国家林業局の雷加富副局長は18日、北京で行った全国第6回森林資源調査に関する記者会見で、「現在、国内の木材需給は基本的に均衡し、中国には自国の需要をまかなう能力が完全にある」と述べた。中国が天然林保護プロジェクトを実施するため、周辺国の天然林を伐採することで国内需要を満たすことがあるのかとの質問に答えた。

林業局森林資源管理司(局)の蕭興威司長は次のように説明した。中国政府は生態環境保護と持続可能な発展、世界の森林資源保護を重視し、違法な木材取引を厳しく取り締まり、ロシア、インドネシア、ミャンマーなど木材輸出国と森林資源の保護、合理的開発利用、違法な伐採、貿易の取り締まりで協力を強め、取り決めに調印した。中国企業は海外での森林経営、伐採では、現地の国の法律、法規を厳守している。中国の木材輸入は正常な貿易行為である。しかし、中国の輸入量は消費量と比べ非常に少ない。周辺国の天然林伐採に依存して国内市場を満たすことはできないし、そうすることはない。

林業局がまとめた「中国林業発展報告2004年」によると、03年、中国の木材総消費量は2億2843万立方メートル、総供給量は2億2413万立方メートルで、うち原木の輸入が2546万立方メートル、木製品輸出の木材換算量が2152万立方メートルで、需給が基本的に均衡している。

富副局長は「森林資源総量を増やし、森林の質を高めるため、中国は98年から天然林保護、「退耕還林」(耕地を林地、草地に戻す事業)など6大林業重点プロジェクトを実施し、特に02年からは重点地区で生長の速い木を栽培する拠点づくりを進め、木材の供給不足と構造的矛盾を緩和している」と強調した。

一連のプロジェクトは森林資源の保護をはかり、資源を休ませるうえで重要な役割を果たし、木材供給能力が持続的に強化されている。第6回全国森林資源調査によると、森林面積は1億7500万ヘクタール、森林面積率は18・21%、森林蓄積量は124億5600万立方メートルに達している。伐採に適した林木蓄積量は15億8500万立方メートル、壮齢林と成熟間近の林木の蓄積量は56億7100万立方メートルで、2010年には30億立方メートル以上の壮齢林と成熟間近の林木が徐々に成熟し、木材供給の基盤が固まり、後続資源が充足する。

雷副局長は「中国政府は木材の消費者が木材利用率を高め、浪費を減らし、同時に代替品を普及させ、木材以外のエネルギーを増やし、木材の燃焼消費を減らして、資源開発と節約を実現することを奨励している」と述べた。

第6回全国森林資源調査は1999年から03年まで行われた。人手による調査と衛星による観測を結びつけ、森林の面積、蓄積、構成、質、分布、生長と消費の状況、生態環境への影響など国土全体の森林資源を全面的に調査した。

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