今年も中国の食糧不足続くが、需給ひっ迫はない

1月 31, 2005

(中国通信=東京)北京31日発新華社電によると、中央財経対策本部弁公室副主任の陳錫文氏は31日、今年も中国の食糧不足は続くが、中国政府は現在、農地の生産力強化と輸入の拡大を通じて不足分を補うため努力していると話した。

陳副主任は国務院(中央政府)報道弁公室が開いた現在の農業状況と農村政策に関する記者会見の席で次のように説明した。2000年以降、中国では食糧の生産と供給が国内市場の需要に応えられない状況が続いているが、食糧の備蓄にはまだ余裕があり、昨年から食糧の輸入量を増やしている。そのため、市場の需給がひっ迫するようなことは絶対に起きない。

また次のように話した。昨年は気候が比較的良く、食糧価格が上昇し、農民の食糧栽培意欲が高まったことから、食糧総生産量は目標を上回る見込みだ。そのため、食糧の不足分は3万5000トンを下回るだろう。中央政府は今年の食糧生産が昨年の水準を保つことを願っている。また輸入量を適切に増やし国内市場の需要に応えていく。

さらも次のように話した。1997年から2003年まで、中国は食糧輸出国だった。しかし昨年から中国の農産物輸出入構造に大きな変化が生まれた。最も大きな変化は、O3年当時中国は2000万トン以上の食糧を輸出していたが、昨年は800万トンの食糧を輸入し、輸入国となったことだ。

中国政府は30日、今年の「中央1号文書」を発表し、農民の増収・負担削減に力を入れると同時に、農村活動をさらに強化し、耕地の保護と生態環境の改善、農地・水利建設の強化、農業科学技術進歩の促進、農村インフラ整備の推進、農産物加工業の発展、農民に対する訓練の強化を通じて、農業の総合生産力を高め、食糧の安定的増産を確保する方針を打ち出した。

陳副主任は「今年の1号文書が土地生産力の向上を強調したのは、土地産出率の向上を通じて、食糧生産の不足を徐々に減らそうとしているからだ」と説明した。

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