甘粛省で腺ペスト発生 男性1人死亡

6月 15, 2010

 (中国通信=東京)蘭州15日発新華社電によると、甘粛省衛生庁は15日、同省酒泉市アクサイ・カザフ族自治県で腺ペストの感染者1人が見つかり、治療したが死亡したと発表した。感染の拡大は抑えられているという。
 死亡したのは同省張掖市民楽県出身の41歳男性で、敦煌―当金山道路建設の作業員として働いていた際に建設現場でマーモットを捕らえて食べたために感染した。
 今月12日午前、男性はアクサイ県人民病院で診察を受けた。症状はふるえや無力感、高熱、左腋窩リンパ腫脹だった。ペストが疑われたため、すぐに県の疾病予防センターに伝えるとともに、隔離治療を行った。同日午後零時45分、男性は死亡した。
 省衛生庁によると、疫学調査と臨床所見、実験室の検査結果から最終的に腺ペスト続発敗血性ペストと診断された。
 省共産党委員会、省政府、衛生機関はペストの発生を重大視し、省、市、県が直ちに緊急対応措置をとり、専門家を現地に派遣した。交通衛生検疫、疫学調査、接触者の追跡管理、消毒、健康教育など総合的予防措置をとった。
 省衛生庁によると、現在のところ、濃厚接触者に異常な臨床所見は見られず、新たな感染も見つかっておらず、感染の拡大は抑えられている。地元政府は臨時の交通検疫措置をとっているが、物資が十分に保障されており、住民は落ち着いている。生産・生活秩序も正常である。
 ペストは中国の「伝染病予防法」で規定されたA類伝染病で、腺ペスト、肺ペスト、敗血性ペストに分けられる。腺ペストはペストの中では臨床で最もよく見られるもので、伝染性が比較的小さく、患者の一般的臨床所見のほか、主にリンパ節急性腫脹が特徴となっている。しかし、治療が遅れると、肺ペスト、敗血性ペストに進みやすい。

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