渤海で中国初の石油流失応急専用環境保護船供用

7月 2, 2010

 (中国通信=東京)天津23日発新華社電によると、中国初の石油流失応急専用環境保護船「海洋石油252」が22日、天津渤海石油港区で供用を始とめた。
 「海洋石油252」は、海上石油探鉱、採掘過程での坑井テスト流体、スロップ回収用で、海上石油流失回収作業の機能と海上油汚染除去能力及び一定の対外消防消化作業能力を備え、「海上の石油流失応急指揮センター」と称されている。
 渤海環境保護船プロジェクトチームの黄国良副部長は「海洋石油252」は中国初の石油流失応急専用環境保護船で、これまで国内にはまだこのような環境保護船はなかったと語った。
 渤海湾には海洋石油採掘プラットホームが50余基、浮体式石油・ガス生産貯蔵出荷設備(FPSO)が6カ所、陸上ターミナルが約4カ所それぞれあり、石油流失応急の状況は非常に厳しい。この環境保護船は海洋石油の持続可能な発展、海洋環境保護及び石油流失応急の能力を大いに高めると期待されている。
 「海洋石油252」は一度にスロップ550トンの処理が可能で、石油流失の検査範囲半径は4カイリの区域に達し、同時に40メートル幅のオイルゾーンを処理し、毎時スロップ200トンの処理が可能となる。同船は中国海洋石油総公司(中海油=CNOOC)系列で初めて国産大馬力エンジニアリング船主機を応用し、石油流失監視レーダーを装備し、海面の石油流失を自動的にモニターできる。両側内置式油濁回収機を採用した国内初の環境保護船として、石油流失回収に際し油の粘度や厚さに影響されない。
 康恵忠船長は次のように説明している。万一緊急事態が発生した場合には、海上の油汚染はこの環境保護船によって除去される。以前大規模な油汚染が発生した時には、海上の天候の影響を受け、人力でオイル・フェンスを設け、数隻の小船で回収しており、作業能率は比較的低かった。
 現在、「海洋石油253」環境保護船が建造中で、7月に完成する見込み。その時、渤海湾に初めて2隻の環境保護船が投入される。同時に、南海環境保護船プロジェクトでも南海向けにさらに2隻の環境保護船が建造される。渤海環境保護船プロジェクトには2億6000万元(1元=約14円)が投資され、中海油能源(エネルギー)発展採油服務公司がその実施を担当している。

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