中国、5個目の北斗航法衛星打ち上げに成功

8月 1, 2010

 (中国通信=東京)西昌1日発新華社電によると、同日午前5時30分、中国は西昌衛星発射センターから、運搬ロケット「長征3号A」を使って、5個目の北斗航法衛星の打ち上げに成功するとともに、衛星を宇宙の予定の遷移軌道に投入した。これは傾斜静止軌道衛星で、中国が今年連続して打ち上げる3個目の航法システム構成衛星である。
 中国衛星航法システム管理弁公室の責任者は、中国が独自に開発し、自主運用するグローバル衛星航法システムである北斗衛星航法システム(COMPASS、BeiDou)は、国が建設を進めている重要な宇宙情報インフラで、経済・社会の各分野に幅広く使うことができると説明した。
 衛星航法システム北斗は高精度、高信頼性のポジショニング、ナビゲーション、タイムサービスを提供でき、航法と通信を合わせたサービスの特色をもっている。19年を経て、このシステムは測量・地図作成、漁業、交通輸送、電気通信、水利、森林防火、減災救災および国の安全保障など多くの分野で応用され、顕著な経済効果と社会効果を生んでおり、特に四川ブン川(ぶんせん)=ブンはさんずい+文、青海玉樹の震災救援では重要な役割を果たした。
 「3段階」戦略に従い、北斗衛星航法システムは2012年までに、アジア太平洋地域の地域サービス能力を備え、2020年前後に、30余個の衛星、地上区間および各種ユーザー端末からなる、全世界をカバーする大型の宇宙開発システムが完成する。
 北斗衛星航法システムは技術が複雑で、規模が膨大だ。その建設・応用によって、中国の宇宙開発の単一衛星研究・製造からユニット生産へ、単一衛星の成功保証からユニットの成功保証へ、衛星中心からシステム中心へ、産業ユーザー向けから大衆ユーザー向けへの歴史的転換が実現し、中国の宇宙開発事業の新しい征途がスタートするという。
 今回打ち上げられた衛星と使用された運搬ロケットは、それぞれ中国航天科技集団公司所属の中国空間技術研究院と中国運搬ロケット技術研究院が開発した。長征シリーズの運搬ロケットの飛行は126回目。

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