半数以上が標準語で交流できる、中国で言語文字使用状況の調査

1月 10, 2005

(中国通信=東京)新華社電によると、中国で標準語、方言、少数民族語でコミュニケーションのできる人口の割合はそれぞれ約53%、約86%、約5%である。国家言語文字工作委員会が12月26日北京で発表した中国の言語文字使用状況に関する調査で明らかになった。

標準語でコミュニケーションのできる人口の比率に都市・農村間で一定の差があることも明らかになった。都市・町の人口で標準語を使用する比率は約66%で、農村を21ポイント上回った。15〜69歳のグループでは、年齢が低いほど、標準語を使う割合は高く、60〜69歳グループでは標準語でコミュニケーションのできる比率が31%だが、15〜29歳では70%に達している。教育程度が高いほど、標準語を話せる割合も高くなり、「学校に通ったことがない」人で、標準語でコミュニケーションのできるのは約10%だが、「大卒以上」では87%近くに達している。男女別にみると、女子が男子よりやや低く、それぞれ約57%と約50%だった。

「標準語と方言の併用」、「公の場で標準語を使う」というのが現在の中国人の主要な言語使用構造である。標準語の使用比率はコミュニケーションの場と密接にかかわっており、公式の場であるほど、使用比率は高くなっている。

調査結果では、家庭で標準語を使用する比率は約18%で、職場でよく標準語を使用するという人の割合は約42%だった。また方言は家族構成員の交流で使われる主要な言語だが、公の場で人々がコミュニケーションに使う言葉は次第に標準語に移っている。

標準語を学ぶうえでどんな困難があるか聞いたところ、「周りの人が誰も話さず、話す機会が少ない」が約49%で、「なまりが変えられない」も約43%を占めた。これについて調査グループでは、標準語を使う雰囲気づくり、標準語教育の強化が今後標準語普及で重点的に解決すべき問題だとしている。

今回の調査は国家言語文字工作委員会が実施した。新中国で言語・文字の使用状況について全国的調査が行われたのは初めて。

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