北京で抗日戦争勝利65周年記念学術シンポジウム 米英日韓からも出席

8月 15, 2010

 (中国通信=東京)北京15日発新華社電によると、「中国人民抗日戦争勝利65周年記念学術シンポジウム」が同日、北京の中国人民抗日戦争記念館で開かれた。国内外の専門家、学者50人余りが出席し、抗日戦争史の学術研究の成果について交流した。
 65年前の8月15日、日本の裕仁天皇は「ポツダム宣言」を受け入れると発表し、無条件降伏した。20世紀の人類の空前の大惨禍がこれで終わり、戦争に苦しみぬいた各国人民は戦争の陰から抜け出し、再び平和の陽光を享受した。
 同日のシンポジウムでは「中日歴史共同研究」に参加した学者の王希亮、栄維木両氏がそれぞれ「傀儡満州国」と「南京大虐殺」を例に、中日両国の学者の抗日戦争の史実認定過程での共通認識と意見の相違について説明した。
 中国抗日戦争史学会秘書長の栄維木氏は次のように説明した。南京大虐殺事件の共同研究で、中日の学者は日本軍の中国での虐殺、強姦、略奪など基本的事実について共通認識に達したが、南京大虐殺の原因について依然として意見の相違がある。中国側の学者は集団虐殺には事前謀議性があったとし、日本側の学者は責任を主要なものと副次的なものに分けるべきだとし、中国側にも一定の責任があるとした。
 中国抗日戦争史学会執行会長の歩平氏は中国抗日戦争史研究の新たな変化を振り返り、次のように指摘した。近年、中国の抗日戦争史研究は世界反ファシズム戦争に対する中国の戦場の貢献の研究に特に力を入れている。同時に抗日戦争史研究は民族全体の立場に立って、正面と敵後方の戦場のそれぞれの重要な役割を十分評価している。
 歩氏は、日本の右翼勢力は日本の民衆の中でごく少数であり、右翼勢力と大多数の日本の学者、民衆を分けるべきで、よりオープンな精神でこの歴史を研究すべきであるとの考えを示した。
 中国人民抗日戦争記念館の沈強・館長は次のように述べた。第二次世界大戦が終ってから65年たったが、戦争が残した沈痛な教訓を銘記しなければならない。現在、世界の平和と発展は非常に大きな挑戦(試練)に直面している。今回のシンポジウムには中国、米国、英国、日本、韓国の5カ国の学者が招かれて出席し、あの戦争が人々に残した経験と教訓を深く振り返り、歴史を鑑とし、未来に目を向けている。
 中国抗日戦争史学会の何理・会長によると、今回のシンポジウムは会期2日で、抗日戦争当時の経済、文化、教育などの内容を重点的に話し合い、今後、抗日戦争史を軍事史、戦争史、政治史と同列に扱わない。出席している50人余りの専門家には中国の抗日戦争史学界の気鋭の学者もいれば、米国、英国、日本、韓国の著名な学者もいる。

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