04年6大考古学新発見を発表、中国社会科学院

1月 15, 2005

(中国通信=東京)北京11日発新華社電によると、中国社会科学院考古研究所は同日、考古雑誌社と共同で選んだ2004年中国の6大考古学新発見を発表した。

この6大遺跡は先史から明・清まで時代順に、河北易県北福地先史遺跡、浙江平湖市荘橋墳良渚文化遺跡と墓地、河南偃師市二里頭遺跡、陜西鳳翔県長青西漢(前漢)千河ふ頭倉庫建築遺跡、西安市唐長安城大明宮太液池遺跡および江西景徳鎮市明清磁窯遺跡。

北福地遺跡は河北省易県にあり、確認面積3万平方メートル、発掘面積1200余平方メートルで、新石器時代の遺物が中心。今から約7000〜8000年前の新石器時代第一期の遺物が最も重要で、長方形、正方形を主とした半穴式家屋跡が計10カ所発見された。最も風変わりなのは、遺跡内から10余点の陶器のお面が出土したこと。人面だけでなく、ネコ、サル、ブタなど獣面も含まれている。第二期遺物は今から約6500〜7000年前のもの。河北省文物研究所の段宏振副所長は、「北福地遺跡は中原と北方の古代文化の関係を研究する重要な資料だ」と話している。

荘橋墳遺跡は浙江省平湖市林タイ(逮のしんにょうをつちへんに変える)鎮にあり、面積10万平方メートルで、すでに2000平方メートルが発掘され、236基の墓が整理された。これまで発見された良渚文化期の墓としては最大のもの。一部の墓から発見された犬殉葬は、非常に珍しい。遺跡から出土した組み合わせ式の石犂は、これまで発見された中で最も古い犂底付きの石犂で、良渚文化期の犂耕文化の発達程度を示している。浙江省文物考古研究所の徐新民副所長は「荘橋墳遺跡は良渚文化のこれまでにない重大な発見である」と言っている。

河南省偃師市二里頭遺跡は昨年、これまで発見されかつ確認できた中国の宮城遺跡で最も古いものと広く認められた。中国社会科学院考古研究所夏商周考古研究室の許宏・副主任は、「二里頭遺跡はこれまで確認できるものとしては最も古い、明確な計画と整然たる配置をもつ大型都邑である。後世の都城の造営制度と通じるものがあり、その配置は中国古代の都城計画制度の先鞭をつけた」と述べている。

陜西鳳翔県長青西漢千河ふ頭倉庫建築遺跡は長方形をし、面積は7000平方メートルに達する。この建物の土台は西漢の「百万石倉」で、貯蔵・中継、保管、軍需守備など幾重もの機能を持っていたと推測されている。陜西省考古研究所秦漢研究室の田亜岐主任は、「当時の関中西部の政治、経済、軍事および千河ひいては全国の回漕と河岸ふ頭倉庫の状況を研究する重要な資料を提供するもの」と述べた。

昨年、西安市唐長安城大明宮太液池遺跡の発掘で、太液池の周囲の岸の異なる構造がはっきりした。池に近い岸の長い廊下建築の遺物が明らかにされた。あずまやや欄干式建築など水辺の建築遺物が発見された。新しい島も一つ発見された。人工庭園の景観遺物が複数カ所整理された。中国社会科学院考古研究所漢唐考古研究室のキョウ(龍の下に共)国強氏は「これらの考古発掘は中国古代の都城考古学、古代庭園建築史などの研究に重要な資料を提供している」と語った。

昨年、江西景徳鎮明清期御窯遺跡では計755平方メートルが発掘され、明代の一群の炉窯遺跡と落選御用磁器の破片が出土した。北京大学考古文博学院の権奎山教授は「明代御器廠の焼物活動、焼成技術および製品の特徴、管理制度を深く研究するための貴重な資料を提供する発見」としている。

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