西安の前漢墓で漆塗りの木製車馬を発見

1月 17, 2005

(中国通信=東京)西安17日発新華社電によると、昨年末発見した西漢(前漢)時代の積砂墓を整理していた陝西省文物考古研究所の関係者が北側室内で漆塗りの木製車馬を発見した。専門家は「このようなつくりの前漢晩期の墓は非常に珍しい。墓主は貴族以上の位にあった人物である可能性が高い。漢代長安城の歴史と文化の研究にとって重要な学術的価値を持っている」と指摘した。

この古墓は西安の南郊外にあり、深さは約11メートル。斜めの墓道のある磚室墓で、東西方向に建てられている。正面は東、裏面は西で、東墓道は斜めになっており、長さは23メートル。南側には耳室があり、北側で2つの側室が発見された。墓室は幅約2メートル、高さ約4メートルの砂壁で囲まれている。墓室頂上の砂の層は厚さが1・5メートルに達しており、砂の層の上には厚さ7・4メートルの版築の土の層があった。しかし、このように厳重な防御工事も盗掘を防ぐことはできなかった。

現場で指揮をとっていた陝西省文物考古研究所副研究員の蕭健一氏は次のように説明した。この墓は典型的な積砂墓で、盗掘を防止するため墓室の周囲に大量の砂を配した砂の川が設けられている。盗掘用の洞窟が砂の層に達すると、砂が流れ込み洞窟をふさぎ、盗賊は砂に埋もれて死ぬこともある。しかし、現場の状況からみると、盗賊は砂の層を回避し、墓室の底から穴を掘り墓室に侵入したようだ。

北側室の整理現場で、陝西省文物考古研究所研究員の張建林氏は次のように話した。側室内には掘り起こした土はなく、非常にきれいなので、この側室は盗掘にあっていない。側室内では100点以上の小さな青銅の器が見つかっているが、より重要な発見があるとみている。漆塗りの木製車馬は、墓主の外出時に随行する儀仗兵を象徴するもので、騎馬俑は腰に剣をさし、弓と矢筒を持っており、傘も持っていた。墓主が非常に身分の高い人物であることは間違いない。

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