流山児祥の「盟三五大切」、北京で上演

1月 29, 2005

(中国通信=東京)北京23日発新華社電によると、日本演劇の前衛、流山児祥演出の現代演劇「狂恋武士」(盟(かみかけて)三五大切)が1月20日から23日まで北京の北兵馬司劇場で上演された。

「狂恋武士」で語られているのは江戸時代1701年の話で、当時の日本は商業が発達し、武士階層は衰微し始めていた。武士の数右衛門は百両の御用金の警護をしていたが、不注意で盗まれ、武士の称号も剥奪され、その後源五兵衛と名を変えて京都に潜り込んだ。源五平衛は身分を回復したいと考えており、あちこちで金を集めようとし、その過程で1人の芸者を好きになる。

古に借りて今を風刺するこの演劇は、当時の人と人の争い、人間の金銭欲と貪欲さを暴くことを狙っている。「狂恋武士」は序幕とエピローグを含め、計13章節からなる。全体が喧噪、華麗な歌舞によって綴られ、伴奏には日本の伝統音楽だけでなく、タンゴやロカビリーも使われている。

演出の流山児祥はこの劇で常識を打ち破る—武士に女優を起用するだけでなく、わざわざ人々を笑わせるような部分をつくった。芸者が金を巻き上げるのに成功し、芸者仲間と狂喜し、酒を飲むとき、俳優の手に「二鍋頭」(北京の地酒)を握らせるなどだ。「中国の観客へのあいさつとして、わざと『ばれる』ようにした」、流山はこう話している。

劇団流山児は2002年、北京で寺山修二の人形劇を脚色した「玩偶(人形)の家」を上演し、大きな反響を呼んだ。今年10月、国際交流基金の援助で、流山児祥の別の3つの作品(「玩偶の家」「高級生活」と「鼠小僧次郎吉」が再び、北兵馬司劇場に登場する。

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