老人性痴呆症抑える漢方薬研究進む、上海第二医科大学研究室

2月 1, 2005

(中国通信=東京)上海2日発新華社電によると、上海第二医科大学実験核医学研究室・細胞コントロール研究室は2年余りの研究の末、老人性痴呆症に有効で安全な漢方薬「知母ソウ(白の下に七)ダイ(弋に甘)元」を開発した。2期臨床試験に合格し、安全性、有効率の面で、現在広く使用されているコリンエステラーゼ抑制剤を上回っている。

昨年5月、研究室は中国中医(漢方)研究院付属西苑病院など多くの病院の支援を受け、臨床試験を行った。コリンエステラーゼ抑制剤と比較する形で、250人が参加して3カ月間行い、臨床総有効率が70・8%で、抑制剤の64・0%を上回った。抑制剤は重い副作用があり、服用が続けられなくなり、途中で8人が試験をやめたが、新薬では1人の辞退者もなかった。

同研究室は10年余りに及ぶ漢方の陰虚症、陽虚症と滋陰助陽の理論に基づき、西洋医学と結びつけて研究した。資料によると、老人になると腎陰虚の人が多くなり、これが体の衰えと密接に関係しているという。そこで滋陰薬の研究から始め、体の衰えと老人性痴呆を抑える新薬の開発に取り組んだ。滋陰薬の痴呆を抑える薬物の研究を突破口とし、西洋医学の老人性痴呆症の人の脳でコリン作動性受容体が減少するという理論と結びつけ、まず煎剤を開発し、同時に各種の痴呆動物モデルの学習記憶に対する治療効果を観察し、その作用の分子レベルのメカニズムを突き止め、臨床試験に進んだ。

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