近く�期臨床試験へ、中国初の幹細胞治療薬

2月 5, 2005

(中国通信=東京)北京1日発新華社電によると、中国科学技術省と衛生省は同日、北京で中国初の幹細胞治療薬の�期臨床試験が近く始まると発表した。「原始間充質幹細胞」注射液というこの薬品は白血病の治療に使われる。

この注射液の研究事業を担当する中国医学科学院基礎医学研究所の趙春華教授は記者会見で、この薬品は昨年12月22日�期臨床試験を認可されたと述べた。国内で幹細胞治療薬の臨床研究入りが認められたのは初めて。この製品の研究・開発の進展ぶりは外国とほぼ同じだという。

趙教授は「すでに幹細胞体外作製の中核技術を習得し、厳格なシステムの臨床前研究と品質検定を終えている。サルなどの動物実験の結果、『原始間充質幹細胞』注射液の安全性と治療効果がはっきりした」と語った。

中国の関係法規と国際慣行では、�期臨床試験の主要な目的は薬品の安全性を評価し、その有効性を初歩的に観察すること。研究者たちは幹細胞治療の特色に合わせて、一つ一つの観察指標を科学的、綿密に設計するとともに、全面的な臨床研究案を定める。

専門家の説明によると、組織器官の病理損傷や機能障害は人間の健康を害する主要なものの一つで、臨床では外科的復興、薬物治療や器官移植などの治療方法がとられる。しかし現在、これらの治療手段の効果は満足できるものではない。いまや組織器官の病理損傷や機能障害の問題をどう根本的に解決するかが、生命科学分野の先端研究の焦点になっている。

人体は200余種の組織の約1千兆個の細胞からなるが、これらの細胞は高い増殖性能と分化の潜在能力をもつ幹細胞が分化し、発育したもの。体外で全能性幹細胞を作製することは幹細胞再生医学分野の中核技術である。

科学技術省の関係責任者は次のように語った。「原始間充質幹細胞」注射液の臨床研究入りが認可されたことは、中国の幹細胞治療製品が実験室での研究から臨床研究段階に進んだことを示しており、関連する幹細胞治療研究のモデル、けん引作用を果たすにちがいない。中国では現在、幹細胞治療技術を冠状心疾患、糖尿病、肝機能不全などの大きな病気の治療に応用する臨床前研究のほか、幹細胞を組織工学製品に応用する研究を繰り広げており、これで次の段階の幹細胞製品の臨床応用と産業化のためのしっかりした基礎が築かれた。

なお国のハイテク研究発展計画では組織機関工学特別プロジェクトが設けられ、4000万元(1元=13円)の研究費が幹細胞の応用基礎研究の支援に充てられている。

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