中国の科学技術、世界の先進水準へ前進、路甬祥科学院院長強調

2月 6, 2005

(中国通信=東京)北京6日発新華社電によると、中国科学院の路甬祥院長はこのほど、英国放送協会(BBC)のインタビューに答え、「中国の科学者はすでに一部の研究分野で世界のトップレベルにあり、政府が科学を支援し、人々が科学を理解し、科学者が研究に励むなら、中国の科学技術水準は必ず世界の先進水準に一歩一歩近づく」と強調し、次のように述べた。

科学者は創造的科学思想を提起すべきだ。科学研究は未知の世界を探るプロセスであり、世界第一を求めるもので、第二ではなんの意味もない。中国の全体的科学技術力と創造的革新能力が向上するのに伴い、中国の科学者がノーベル賞あるいはそれに類する賞を獲得する研究成果をあげると確信している。

中国の科学者の国際的名声を高めるには国際協力が欠かせない。しかし、根本的に言って、近代科学が中国に根ざすようにし、科学事業の発展と同時に科学知識を普及させなければならない。

現在、人類社会が情報と知識経済の時代に入り、科学が特に重要になっている。科学は人類が宇宙の起源と進化、地球の起源と発展、生命の起源と発展、脳の機能と認知の方法を知るのを助けることができる。中国政府は科学の経済、社会発展における役割を重視し、科学は経済と社会の発展の基礎であり、推進力であると考えている。

集計によると、2001年〜05年、中国政府が科学研究開発に投入する経費がそれ以前の5年の2倍余りとなる。03年、全国の科学研究と実験の経費総支出は1539億6000万元で、前年より252億元、19・6%増え、国内総生産(GDP)に対する割合が1・31%で、過去最高の水準となった。

中国は発展途上の大国で、科学研究活動はほぼすべての分野にわたっている。科学者は自らの選択あるいは提案に従い、関係の分野を研究することができる。一方、国は科学者の提案に基づき、5年ごと、あるいはさらに長い期間の研究戦略計画を策定している。中国科学院の科学者が現在行っている研究は自由に選ぶものも、国の戦略的ニーズに対応したものもある。

(中国の遺伝子組み換え食品に対する姿勢について)正式な立法はまだだが、科学技術界では熱い議論が繰り広げられている。中国政府の基本的姿勢は、研究を積極的に支持し、広範な農地での普及、応用については慎重かつ積極的に支持し、消費者に知る権利がなければならないというものである。

(幹細胞研究について)中国は治療目的の幹細胞研究に賛成している。研究者も実質的研究をかなり進めている。いかなる力も科学の発展を押しとどめることができない。新たな科学的成果は新たな倫理問題を伴う。人類の良識と科学者の努力によって、問題解決の方法を最終的に見つけ出すことができる。幹細胞研究を制限すべきでなく、研究をすべて透明にし、科学界と社会が共に監督するようにすべきだ。

(再生可能エネルギーの開発、利用について)世界各国のエネルギー消費は最終的に再生エネルギーを主とし、核エネルギーを従とする構造になるだろう。核分裂方式の核エネルギー発電は依然として天然資源を必要とする。制御可能な核融合技術の研究で飛躍があれば、再生可能エネルギーの利用に大きな前途が開かれる。中国の科学界は現在、核融合の国際協力を強化する可能性について討議している。核融合技術の発電所の商業運転には少なくもと50〜70年必要だろう。

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