烏亀図案描かれた半山文化彩陶壺、中国で初めて発見

2月 9, 2005

(中国通信=東京)蘭州9日発新華社電によると、中国の考古専門家が最近、甘粛省康楽県で、壺の表面に4匹の烏亀(クサガメ)が描かれた非常に珍しい彩陶壺を発見した。考証の結果、壺が約4500年前の馬家窰文化半山類型に属することが確認された。専門家は「亀形文が描かれた半山文化の彩陶が中国で発見されるのは初めてのことだ」と指摘した。

甘粛省彩陶研究会副会長の王海東氏によると、この彩陶が出土したのは甘粛省の康楽県で、現地の農民が土地を掘り起こしていた時に発見した。彩陶は壺状のもので、高さ約25センチ、直径約32センチ。カーキ色の泥土製陶器。壺の口は小さく、直頚。腹部には左右対称の2つの環耳がある。頚部には網格文が描かれている。腹部には網格文のほか、4つの楕円形の図案が描かれていた。楕円の中には姿の異なる4匹の烏亀が描かれている。考証の結果、この彩陶壺が約4500年前の馬家窰文化半山類型に属し、彩陶に描かれた烏亀図案が半山文化の彩陶の中でも非常に珍しいものであることが確認された。

王副会長は次のように指摘した。これまでの考古発見が実証しているように、彩陶に描かれている符合や絵画は当時の人々の生存環境と密接にかかわっている場合が多い。今回発見された彩陶の亀形図案は簡潔な線で描かれているが、姿は真に迫っている。4500年前の甘粛省に烏亀が生息していたことを物語るものだ。烏亀は古代中国人が尊敬していた動物で、竜の子供とも言われている。烏亀図案が描かれた彩陶の発見は古生態環境の研究に相応の資料を提供するもので、原始先住民が古代から、長寿を願い、望みを託したトーテムとして、烏亀を崇めていたことを物語るものでもある。

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