周公廟遺跡で甲骨文字出土、500字近く判読

2月 15, 2005

(中国通信=東京)西安15日発新華社電によると、陝西省岐山県にある西周時代の王の墓とみられる周公廟遺跡で出土した760片余りの亀の甲羅や動物の骨の整理、研究が進み、刻まれている495の文字が判読された。出土当時に判読できたのは410文字で、85文字増えた。周公廟考古学調査チームが明らかにした。

「商周考古学の第一人者」と呼ばれる著名な考古学者の鄒衡・北京大学教授は「これら西周時代の甲骨文字の発見は周の文化研究に極めて大きな意義がある」と強調した。

03年12月14日、北京大学の徐天進教授が周公廟付近でのフィールド調査で、文字が刻まれた占い用の亀甲2片が見つかり、判読できたのは55文字だった。この大きな発見は学術界から注目された。国家文物局の承認を受け、陝西省考古研究所と北京大学考古文博学院が合同で周公廟考古学調査チームを結成し、大規模な調査、掘削、発掘を行い、重要な成果をあげた。西周時代の最も高いクラスの墓22基が発見され、占いに使った亀甲など760片余りが出土した。鄒教授は「この発見の学術的意義からいって、20世紀の河南殷墟遺跡の発見に匹敵する」としている。

調査チームは周公廟遺跡内の3カ所で合せて占いに使った亀甲など760片余りを見つけ、うち文字が刻まれたものが86片あり、合せて410文字が一応判読できた。調査チームの技術者は半年余りにわたり、整理、すり合わせ、照合、比較、顕微鏡を使っての詳細な観察を行い、国内の著名な古代文字の専門家を招いて判読を進めた。今年の春節(旧正月、今月9日)前までに760片余りをすり合せて500片余りにし、文字が刻まれている99片を調べ、判読できた文字が495字に達した。

北京大学の雷興山助教授によると、これらの文字の中で重要な人名は「周公」、「王」、「太保」で、うち「周公」は7つ、「王」と「太保」(すなわち召公)がそれぞれ3つある。重要な地名は「周」が6つ、「新邑」が5つある。刻まれている文字の内容は戦いに関するものが多く、3回刻まれていく「戎斯弗克××師」はどこかの地方を攻める考えを示している。

雷助教授によると、西周の甲骨文字はこれまでに全国で7カ所でしか発見されていない。最も多いのは周原鳳雛遺跡で1977年に出土した1万7000片余りで、うち300片近くに約900の文字が刻まれていた。

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