嫦娥2号、1回目のブレーキングで月周回楕円軌道に

10月 6, 2010

(中国通信=東京)北京6日発新華社電によると、中国の月探査衛星「嫦娥2号」は北京時間6日午前11時6分、北京宇宙飛行コントロールセンターの指示を受けて、1回目のブレーキングを行った。嫦娥2号は32分後に、1周約12時間の月周回楕円軌道に乗った。
 麻永平嫦娥2号観測制御通信司令部副司令官・北京宇宙飛行コントロールセンター副主任は、次のように説明した。ブレーキングは、衛星の飛行において最も重要な軌道コントロール技術だ。嫦娥2号が月に近づくと、衛星の速度は、月脱出速度を上回り、減速しなければ、衛星は月から離れてしまう。月周回飛行を実現するためには、ブレーキングを行い、衛星の速度を月脱出速度以下に減速し、月の引力の影響を受けるようにし、月の衛星にならなければならない。
 北京宇宙飛行コントロールセンターは午前11時6分、嫦娥2号に指示を出した。衛星のエンジンは、指示通り点火し、32分後に停止した。観測データの分析と計算によると、衛星は1周約12時間の月周回楕円軌道に入った。

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