チベットのユンナンコバナテングザル600匹余りに

10月 6, 2010

(中国通信=東京)ラサ6日発新華社電によると、中国チベット自治区チャムド地区のマルカム県では、国際自然保護連合(IUCN)から最も大きな危機に直面している絶滅危惧種の一つに指定されているユンナンコバナテングザルの生息数が600匹余りに増え、世界の生息総数の4分の1前後を占めるようになっている。
 背中が黒褐色で、腹部が白色のユンナンコバナテングザルは、中国特有の動物。国家一級保護動物で、世界で最も大きな危機に直面している25種類の絶滅危惧霊長類の一つでもある。世界に生息するユンナンコバナテングザルは、中国の雲南省とチベット自治区に集中している。
 チャムド地区林業区党組織の郭宗恵書記によると、ジャイアントパンダと共に「国宝」に指定されているユンナンコバナテングザルを保護するために、チャムド地区とマルカム県は、保護機関を設置して専門スタッフを配備し、いろいろな措置を講じて保護区内の森林資源保護や生態系保護の度合いを強めて、生息環境を改善している。そのため、生息数は年ごとに増えている。
 1960年代から70年代まで、マルカム県にはユンナンコバナテングザルが2000匹余りも生息していたが、乱獲によって生息数は激減した。ユンナンコバナテングザルの種群が離島状態で暮らしていて、種群間の遺伝子交流が難しかったことも、ユンナンコバナテングザルの繁殖に影響を与えたとみられている。
 チャムド地区は1986年、マルカム県の紅拉山に県クラスの自然保護区を設置した。2003年には、国務院の認可を得て、マルカムユンナンコバナテングザル国家自然保護区を設置した。保護区は標高3500~4500メートルの区域に展開しており、面積は1853平方キロにのぼる。
 ユンナンコバナテングザルは、群れになって暮らすことを好む。通常は10~100匹で暮らす場合が多く、200匹以上で暮らす場合もある。マルカムユンナンコバナテングザル国家自然保護区には、三つの種群が生息している。

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