水稲全ゲノムの「精細版」完成、中国科学院

2月 19, 2005

(中国通信=東京)北京17日発新華社電によると、中国の科学者がこのほど、水稲の全ゲノム「精細版」の作製を終えるとともに、関連の研究を行った。関係の成果は国際的学術雑誌「PloS
Biology」2005年第3巻第2号に発表されている。

専門家は、水稲ゲノム「精細版」の完成で、水稲亜種の差異を研究し、新しいレベルで雑種強勢の機序を探り、また禾本科植物の比較ゲノム学と進化研究を進める基礎ができたとみている。

水稲は重要な食糧作物で、

近年、中国科学院北京ゲノム研究所はさらに解読を進めて、インディカ米とジャポニカ米という2つの水稲亜種のゲノム中で、97・7%の水稲遺伝子を完全に捜し当てた。誤差修正のすえ、科学者は次のように予測した。水稲の遺伝子数は3・8万から4万で、うち2つの水稲亜種に特有な遺伝子は2%ないし3%にすぎない。つまり2つの亜種の遺伝子上の差異は小さい。02年の水稲ゲノム「概念版」に比べて、「精細版」の作業能率、データの質は一層高くなっている。

研究者たちはまた、水稲ゲノムの複製の歴史を分析し、18組のはっきりした複製断片を発見した。それはゲノム配列の65・7%をカバーし、うち17組の複製は禾本科植物の分化前に発生したと考えられる。

今年、北京ゲノム研究所では、雑種水稲母本「培矮64」(主要な遺伝的背景はジャポニカ米だが、インディカ米とジャワ米の遺伝子も入っている)の全ゲノム配列の組み立てと分析を完了し、さらに子の代における交雑後遺伝子の分布と生理形質の変化をみつけることによって、雑種水稲の「雑種強勢」の成因を明らかにするという。

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