鄭和の西洋下り航路をたどる、古代の木造帆船「緑眉毛」号

3月 19, 2005

(中国通信=東京)青島16日発新華社電によると、古代のものを模した中国最大の木造帆船「緑眉毛」号が同日、青島の海軍博物館ふ頭に停泊した。3日後、「緑眉毛」号は青島を出発し、海岸線に沿って南下し、600年前の鄭和の西洋下りルートと海の「シルクロード」を航海する。

中国太平洋学会、世界華僑華人社団聯合総会が主催し、北京宝船航海文化センターが企画・実施するこの「揚帆中華—鄭和の西洋下り600周年記念、木造帆船『緑眉毛』号航海活動」は、今年中国で鄭和の西洋下り600周年を記念する実際の航海活動としては唯一のもの。

鄭和は明朝の統治時代に7回西洋へ航海し、前後28年をかけ、延べ1400余隻の船を使って、30余カ国を訪れた。航海距離は赤道を4周以上できる10万余華里に及び、遠く太平洋、インド洋とアラビア海に乗り入れ、最も遠いところはアフリカ南岸と紅海の入り口に達した。

今回の航海活動の出発地は、2008年オリンピックのヨット競技が行われる青島。「緑眉毛」号は出航後、海岸線に沿って南下し、最終的に泉州海域から鄭和の西洋下りルートと海の「シルクロード」が重なる部分の航海に乗り出す。うち国内区間は寧波、温州、泉州、広州、海口、三亜など11の沿海港湾都市を通過、外国区間はベトナム、カンボジア、タイ、バングラデシュ、スリランカなど東南アジア各国の港湾都市を通過する。

木造帆船「緑眉毛」号は、明代の鄭和の西洋下り船団中の一つの船型。今回の活動に採用された「緑眉毛」号は伝統的造船技術を全面的に採用している。長さが31メートル、幅が6・8メートルあり、3本マストに4枚の帆を張り、船首と船尾の間に計9つの水密横隔壁がある。設計帆走速度は7ノットで、6135型90キロワットのディーゼルエンジンも搭載されている。上下2層の船室は古風典雅で、先賢が開いた海の「シルクロード」を体験するための最良の選択だという。

「緑眉毛」は普陀新港造船所で建造された。同造船所はこれより先、ドイツの帆船航海専門家トーマスのために長さ22メートルの古代帆船を建造し、フィリピン、タイ、マレーシアなどに航海させている。

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