中国の三大洋科学観測スタート、「大洋一号」が4月初め青島を出航

3月 26, 2005

(中国通信=東京)北京26日発新華社電によると、中国の遠洋科学観測船「大洋一号」が4月初め青島を出航し、太平洋、大西洋、インド洋の科学観測任務を遂行する。中国が三大洋に跨がる遠洋観測を実施するのは初めて。

国家海洋局が26日明らかにしたところによると、今回の科学観測は300日に及び、4月2日に出発、2006年1月に帰国する。航程は一応次のように決まっている。まず太平洋に出て、中国の多金属団塊探査鉱区で環境調査とサンプル採集を行った後、東太平洋海膨の中央区間で総合調査活動を繰り広げる。パナマ運河を経て大西洋に入った後、南大西洋中央海嶺に沿って走航式中心の調査を行う。さらに喜望峰を経てインド洋に入り、インド洋中央海嶺の三叉点付近で総合観測を行い、最後にマラッカ海峡を抜けて太平洋に戻り、引き続きリッチコバルト団塊の調査を繰り広げる。

中国大洋協会の責任者は、今回の地球を巡る大洋科学観測は中国の大洋活動の単一区域(太平洋)から全世界の各大洋区(太平洋、大西洋、インド洋)へ、資源調査一本やりから資源と科学を結合した総合科学観測への実質的転換の幕を開けるものであり、中国の国際海底区域研究・開発分野が広がるにちがいないと指摘した。

21世紀は全世界が海洋資源を大規模に開発、利用し、海洋産業を拡大し、海洋経済を発展させる新しい時代で、全世界、地域、各国が普遍的に「国連海洋法条約」の規定に従って海洋の平和利用を実施する新しい時代である。

各種の条件の制約を受けて、中国はこれまで海底多金属熱水硫化物について、組織的な科学観測や調査活動を行っていない。関連の極限生命現象や遺伝子資源分野は、ほとんど空白状態である。今回の地球を巡る大洋科学観測では、三大洋の幾つかの熱水噴出口でサンプル採集と分析を行い、新しい海底熱水噴出口の発見をめざす。海底硫化物系とその周辺の極限生命現象についての観測は、中国が深海資源調査と科学研究をさらに進めるための基礎と場を提供すると期待されている。同時に、今回の科学観測は中国のここ数年の海洋ハイテク・ニューテク装置の「実戦」検証ともなるという。

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