中国の深海探査技術、急速に発展、世界航海の「大洋一号」に搭載

4月 3, 2005

(中国通信=東京)北京3日発新華社電によると、中国の深海探査技術が近年急速な発展をとげ、深海探査における「見る、つかむ、掘る、聞く、嗅ぐ」の技術的ネックをほぼ克服している。「海の地獄耳」—測深サイドスキャンソナーの研究・製作に成功、海底を「見て歩く」ことのできる深海可視化試料採取システムなどの設備を開発し、観測船「大洋一号」を舞台にして、大洋の立体探査システムを確立した。

深海可視化試料採取システムはまるで海底を「見て歩い」ているように、海底6000メートルの微細な地形画像をリアルタイムで観測船に伝えるとともに、必要に応じて海底表面上の鉱物サンプルを取ったり、海底の試水を採集することができる。

中国の科学者が研究・製作した深海浅層コア採取掘削機は海底を360度見渡せるだけでなく、深海底の比較的硬い岩石上で直径6センチ、長さ50センチのコアをとることができる。またレベリング機能を備え、斜度30度以下の深海海底で活動できる。

専門家はこう指摘している。北京先駆ハイテク開発公司が工学応用を進め、少量生産を実現した可視化試料採取システムと深海掘削機は深海鉱物であるコバルトリッチクラストや熱水化合物のサンプル採取作業の重要な設備の一つで、国際的先進水準にあり、性能が信頼でき、試料採取の成功率が高く、操作しやすく、実用性が強い。世界航海深海調査の主要な手段になり、測線上の連続地点の地質コアや鉱物サンプルを得ることができ、今後中国が全世界の深海地質研究と資源評価を実施するための物質的、技術的基礎を築くものである。この2つの設備は深海給電、画像の遠隔地伝送と制御、深水液圧などの中核技術で完全に自前の知的財産権をもっている。

「大洋一号」に装備された測深サイドスキャンソナーは「海の地獄耳」の機能をもち、海洋中のあらゆる異常音を捕らえるほか、音波反響ポジショニングを利用して海底地形の電子地図をつくることができる。

深海異常環境探査システムは深海環境の基線を調査する重要な手段の一つで、同システムに搭載されたセンサーを使えば、海底の温度、塩分、酸度および濁りなどの情報を収集できるだけでなく、海底の海水中に溶けた気体を「嗅ぐ」ことができる。

深海底の試水や堆積物を詳細に分析するとともに、サンプルに元々の自然条件を保たせるため、研究者たちはまた、試水保温保圧採取システムと堆積物保全サンプル採取システムを研究、製作した。基本的に国産化を実現したこれらの設備は、世界航海で大いに威力を発揮し、中国の海洋技術レベルを示すと期待されている。

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