中国で約10万年前の人類遺跡も発見、アフリカ起源説に挑戦

4月 15, 2005

(中国通信=東京)武漢15日発中国新聞社電によると、湖北省考古研究所の王善才研究員は15日「湖北省長陽県での一連の考古発見は中国人連続進化説を裏付けるもので、現代人単一起源説に挑戦を突きつけるものだ」と語った。

清江水力発電所の建設に合わせて行われた考古発掘調査で、考古専門家は「長陽人」化石が発見された清江両岸で、9〜12万年前の鰱(レン)魚山遺跡と約13万年前の伴峡小洞遺跡を発見した。この2カ所では人類が火を使った跡や貴重な旧石器が発見された。また2万7000年前の旧石器晩期の文化遺跡が発見され、3万点余りの文化財が出土した。

王研究員は次のように話した。アフリカで200万年前の人類化石が発見されたことから、世界の考古学界は、解剖構造学的現代人はアフリカで誕生したとしている。現代人は約10万年前にアフリカを離れ、欧州やアジアに向かい、現地の土着民ネアンデルタール人と早期ホモサピエンスを滅ぼし、現代の白色人種と黄色人種が誕生したとされている。

中国の考古学者は、湖北省の清江流域で「建始人」を発見した。専門家の考証により、建始人がアフリカで人類が誕生した同じ時期の195〜215万年前のものであることが確認された。しかし、清江流域では、約10万年前に現代人が生活していたことを示す遺跡は発見されていなかった。長陽での一連の発見は、清江流域では人類の営みが20万年前の「長陽人」の時代から2万年余り前の旧石器晩期まで続いていたことを示すものだ。

王研究員は次のように話した。現代人の単一起源説は見直されるべきだ。アジア人、特に中国人は中国本土で進化したもので、アフリカから渡来したものではない。

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