雲南臨滄で旧石器時代早期の遺跡発見、元謀原人と同じ時代

4月 27, 2005

(中国通信=東京)昆明25日発新華社電によると、雲南省文物考古研究所の考古調査隊は先ごろ、同省南部の臨滄市農克硝洞で旧石器を発見した。初歩的な研究で、旧石器時代早期のものであることが確認された。

この発見は元謀原人段階の人類化石をさがすための非常に重要な手掛かりを提供するもので、華南地区と西南地区の旧石器時代早期の文化の研究、東洋と西洋の文化交流の研究にとって重要な意味を持っている。

雲南省考古研究所の専門家は次のように説明した。約170万年前の元謀原人は中国で発見された最も古い人類であることが証明されている。今回臨滄で発見された旧石器は、元謀原人と同じ段階の原人がつくった石器である可能性が高い。

滄源農克硝洞は臨滄市滄源ワ族自治県農克弁事処の南約1キロを流れる賀猛河の東岸、標高1195メートルの地点にある。現地の農民によると、この洞窟は硝洞と呼ばれている。洞窟の入口は東北に向いており、入口から岸壁までは斜めになっている。大部分の地層は肥料や「竜骨」(脊椎動物の化石)を掘削した現地住民により破壊されているが、一部は元の状態で残っている。地層には、石器、焼いた骨、炭のくず、化石などが含まれており、文化層の厚さは約2メートル。

考古専門家は破壊された地層で、削器、手鎬、薄刃斧、石核などの石器を発見した。これらの石器に使われている原料は花崗岩や玄武岩で、加工は簡単で粗く、大部分が単面加工だった。数は少なかったが、両面加工の石器もあった。石器の大きさは平均10センチで、文化的には藍田原人遺跡や百色盆地の石器と同じものとみられている。

農克硝洞は元謀原人遺跡に続いて雲南省で発見された2カ所目の旧石器時代早期の遺跡である。

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