河南安陽殷墟で車馬坑7カ所発見、殷墟で初めての青銅製短剣出土

5月 4, 2005

(中国通信=東京)鄭州4日発新華社電によると、中国の考古専門家は先ごろ、安陽殷墟遺跡の西端部で、7カ所の車馬坑と3基の大型墓を発見した。また、馬車の下から、青銅製の短剣が初めて出土した。今回の発見は馬車の用途と機能を研究するうえで重要な意味を持っている。

今回発見された7カ所の車馬坑のうち5カ所(整理番号M1〜M5)は一列に並んでおり、馬は5頭とも東を向いている。車馬坑の口は地下1・3〜1・5メートルにあり、保存状態は基本的に良好。

M3の車馬坑を調査した考古専門家は馬車前部左側で、約30個の鏃(やじり)を発見した。矢柄や矢筒の痕跡も確認された。また右側で、青銅製の両刃の短剣を発見した。短剣の一部は馬車の下になっている。長さは30〜35センチで、柄・刀身・脊もはっきりと確認できる。殷墟で青銅製の短剣が発見されるのは初めて。

M4とM5の馬についていた烙飾は豪華なもの。M5の馬具は長方形と楕円形の牙飾と銅泡象眼で、完全な状態で残っていた。M4とM5にはそれぞれ2人が殉葬されており、1人は車の後に、1人は車の脇に埋葬されていた。M1〜M3までの殉葬者は1人で、車の用途あるいは車主の身分を示しているとみられる。

発掘された3基の大型墓のうち最も大きいのはM13で、この墓は盗掘にあっていた。盛土のなかから、紅漆と黒漆を基調色とする花彫刻の棺板が発見された。墓壁の西南部では、10本余りの銅製の戈(ほこ)、石磬(けい、への字形にまがった石の楽器)1点、20個余りの銅製の鏃、100発余りの弾丸が発見された。墓底の椁板はかなり完全な状態で残っていた。

トピックス

より良い都市 より良い生活より良い都市 より良い生活

史上最大規模 入場者7000万人目指す 会期 2010年5月1日~10月31日 中国通信は随時「上海万博」の動きを発信
2010/06/23 13:54  

人民元の攻防人民元の攻防

経済界は固唾を呑んで見守っている。第2回中米戦略・経済対話の行方は?貿易黒字縮小で切り上げ論は下火?
2010/06/28 13:54  

チベットチベット

秘境・「世界の屋根」と呼ばれる青海チベット高原の厳しい大自然、ここに暮らす人々の日常生活、そしてチベットの過去と現在…
2010/06/28 13:54  

中国通信社が発行する情報誌のご案内

詳細はこちら

詳細はこちら