クローン牛の安定胚性幹細胞系、中米両国の科学者が確立に成功

5月 5, 2005

(中国通信=東京)北京5日発新華社電によると、中米両国の科学者が先ごろ、世界で初めてクローン牛の安定した胚性幹細胞系をつくることに成功した。これらの細胞は無限に複製でき、牛のほとんどすべての組織や器官の細胞に変えることができる。

米コネチカット大学の楊向中教授の研究グループと中国科学院動物研究所の段恩奎博士の指導する研究者は、先ごろ「生殖生物学」誌上にこの新しい成果を発表した。

胚性幹細胞(ES細胞)は自己更新が可能で、体内のあらゆる細胞に成長し、悪い器官と取り替えて糖尿病やパーキンソン病などの治療に使えるため、ES細胞研究は現在、世界的範囲で急速に進んでいる。世界でいくつかの研究グループが、マウス、サルなどの安定胚性幹細胞系を確立しているが、安定した牛胚性幹細胞系の獲得は難しかった。

中米両国の科学者は体外受精胚1株、核移植胚2株からなる3株の胚性幹細胞系をつくることから始めた。実験室で、この3株の幹細胞系はマウスやヒトのES細胞に似た多層細胞コロニーに成長した。

楊向中教授は「われわれが培養した牛幹細胞は形態及び標識物発現共に、これまで報道されたすべての牛細胞系と違っている」、「これは牛胚性幹細胞とヒトおよびマウスのES細胞の形態相似性を示す最初の研究報告である」と語った。

さらに研究することで、これらのES細胞の特異性標識物がヒトと非常によく似ていることがわかった。「このことからみて、牛の幹細胞系は他の種の幹細胞系と比べ、細胞に基づく人間の疾病治療研究を深める実験モデルとしてより適しているかもしれない」(楊教授)という。

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