中国の氷河研究、世界をリードする水準に

5月 6, 2005

(中国通信=東京)ラサ4日発新華社電によると、このほど発表された2004年「国連環境計画年度報告書」で、中国科学院青海チベット高原研究所の氷河に関する研究成果が注目を集め、本分と参考文献の部に記載されている。

この報告書は過去1年間の地球環境の重要な発見と人類に影響を及ぼす事項を載せ、環境の変化と地球が直面する重要な問題を説明している。報告書は特に、東南アジアの津波被害、地球温暖化による氷河の後退、絶滅のおそれのある種の死亡率とその事後効果などを特に取り上げている。青海チベット高原研究所の姚檀棟所長を首席専門家とする研究者の氷河に関する科学上の発見は、本文と参考文献で重点的に報道されている。

姚氏らの研究者は、科学調査によって、青海チベット高原を中心とするアジア高地の氷河が計4万6298本あり、面積5万9406平方キロ、体積5590立方キロメートルに上ることを発見した。毎年の融解量は黄河の年間流水総量に相当し、中国西北地区の主要な水資源になっている。また地球温暖化の影響で、青海チベット高原とその周辺地域の氷河は全面的後退が進みつつある。氷河の後退は氷河体積の大幅な支出超過を招き、短期的に河川への補給度を高めており、1990年代以降、西北地区全体の氷河流量は5・5%以上増加したとみられている。同時に下流で洪水、土石流などの自然災害が頻発することになり、人民の生命・財産に大きな被害を与えた。こうした大幅な支出超過が長期間続けば、西北地区の一部の河川が干上がり、最終的に大量のオアシスが消失することになる。中国の科学者の青海チベット高原の氷河に関する研究は、アジア地域全体の生態環境、社会・経済の持続可能な発展において極めて高い科学的価値があるという。

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