5・23億年前の古虫動物化石発見、中国雲南省

5月 14, 2005

(中国通信=東京)昆明13日発新華社電によると、中国雲南で5億2300万年前の古虫動物(ウェツリコリアVetulicolia)の化石が発見された。

躯体が前部と後部の2つに分かれ、前部後端から上方へ三角形の刺状物が伸びているほか、前部の鰓嚢、鰓裂、鰓絲と後部の軟体分節をはっきりと見ることができる——これが5億2300万年前に住んでいた古虫動物の長い歳月を経て化石上に残された形象である。「詳細な対比研究のすえ、これは古虫類虫の古虫属の1つの新種であると考え、崗頭村古虫と名付けた」、雲南省地質科学研究所の羅恵麟教授はこう語った。

中国で最近刊行、発売された「地質学報」英語版には、「昆明地区初期カンブリア世関山動物群中の古虫動物の新発見」と題する研究成果が発表されている。この課題は雲南省地質科学研究所と深セン(つちへんに川)古生物博物館の学者が共同で完成させた。羅教授もこの作業に参加した学者の1人。

羅教授はこう語った。これまでは古虫動物は今から5億3000万年前の澄江動物群の中だけで発育、分布しており、澄江動物群の大多数の門類の絶滅に伴い、古虫動物も絶滅したと考えられてきたが、今回約5億2300万年前の関山動物群からその化石が発見されたことは、古虫動物が当時完全に絶滅してはおらず、さらに700万年余り生き延びたことを物語っている。「これは古虫動物門の起源、進化および地層、地理分布の研究に大きな科学的意義と価値がある」という。

古虫動物はすでに絶滅した、奇妙な生物類群で、これまで主に中国雲南の5億3000万年前の初期カンブリア世の澄江動物群から発見され、すでに6つの属が発表されている。羅教授は、「崗頭村古虫は古虫類中の古虫属の新種である。澄江動物群虫の大部分の古虫に比べて、個体が大きく、長さが95ミリ、幅が45ミリで、しかも尾部が太く、鰓絲が太めだからである」と語った。

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