組み合わせ応用段階へ、中国初のエイズワクチン臨床研究

5月 14, 2005

〔南寧5月14日発新華社=中国通信〕6人の志願者が14日、南寧でエイズの組み合わせワクチン(注)の接種を受けた。中国のエイズワクチン一期臨床研究で新たな進展がみられたことを示している。

6人の厳格な健康診断が終わった後、2種類の遺伝子ワクチン、すなわち組み合わせワクチンの接種が始まった。広西疾病予防抑制センターの陳傑・副主任の説明によると、志願者は3カ月内にさらに4回の注射を受ける。これまでエイズワクチン接種の志願者が受けていたのは単一ワクチンで、しかも注射は1回で済んだ。専門家らは2カ月をかけて、単一ワクチンを接種した6組の志願者の観察を終え、安全性を確認した後、ワクチンを組み合わせて使用する研究を始めた。この研究はエイズワクチン1期臨床研究で極めて重要な段階。3カ月後、さらに21人が組み合わせワクチンの接種を受ける。1期臨床研究でかなり系統的、科学的な統計データを報告できるのは年末の見込み。

中国が独自に開発した最初のエイズワクチンは、抗原遺伝子にすべて中国で流行したエイズウイルスの菌株(きんしゅ)を使っており、専ら中国人のために設計されたといえる。広西南寧で臨床研究に入ってから、これまでに7組、34人の志願者がエイズワクチンの接種を受けた。いずれも副作用反応は起きていないという。

今年3月12日、最初の志願者8人が南寧でエイズワクチン(またはプラシーボ)の接種を受けた。昨年11月25日、国家食品薬品監督管理局は、複合型エイズワクチンの�期臨床研究を認可していた。臨床研究が順調に進むよう、中国の臨床研究・ワクチン分野の20人余りの専門家は、厳格な論証を行い、最終的に科学的な臨床研究プランを定めた。

エイズワクチンの臨床研究は�期に分かれ、�期の臨床研究に14カ月を要する。研究が順調に終わって、国家食品薬品監督管理局の許可が得られた場合、研究者はワクチンの免疫原性評価と安全性試験の拡大のため、�期臨床研究を実施する。

注:新華社英文によると、今回の接種はDNAワクチンとポックスウィルスワクチンを組み合わせたもので、まずDNAワクチン2ミリグラムが接種された。前者にはエイズウイルスのDNAが、後者にはポックスウィルスが入っている。DNAワクチンは人間の抗体や細胞にエイズウイルスに対する免疫をつくるのを助ける。ポックスウィルスワクチンは免疫の強化を助ける。今後3カ月の間にポックスウィルスワクチンが4回接種される。

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