「2010年度中国科学十大進展」の選考結果発表

1月 26, 2011

(中国通信=東京)北京18日発新華社電によると、中国科学技術省基礎研究管理センターが実施した「2010年度中国科学十大進展」の選考結果が同日、北京で発表された。
 中国の科学者が完成させるか中心になって完成させたこの10の重要な研究成果は次の通り。トポロジカル絶縁体(TI)研究で重要な進展。相対性理論重イオンコライダーで初の反超核粒子―反超三重陽子(anti-hypertriton)を発見。三酸化二ヒ素(無水亜ひ酸)とビタミンA酸併用による急性前骨髄球性白血病治療の分子機序を解明。中国で10万年前の早期ホモサピエンス化石を発見。全ゲノム関連研究で乾せん、白斑、らいの感受遺伝子を発見。水稲の理想柱型(カラム)形成の分子コントロールメカニズムを解明。大地電磁気測定によって青海チベット高原東部に2本の地殻物質流があることを解明。タンパク質リシン・アセチル化の細胞代謝におけるコントロール作用を解明。メタマテリアルに基づくマイクロ波バンド三次元隠身および電磁ブラックホールの実現。実験による最遠距離の自由空間における量子テレポーテーションを実現。
 説明によると、近年、中国の基礎研究投資の年平均の伸びは20%を超え、国際協力は日増しに幅広くなっている。一群の質の高い論文が生まれ、独創性(オリジナリティー)をもつ一群の研究成果が多数現れている。
 「中国は鉄系超伝導、テラヘルツ(THz)、炭素循環、iPS細胞(人工多能性幹細胞)、量子通信、水稲遺伝子など一部の学問と領域ですでに世界の上位に入っている」、科学技術省基礎研究管理センターの郭哲・副主任はこう述べた。
 今回の選考活動ではまず推薦された218の中から、30を選んで、中国科学院院士(アカデミー会員)、中国工学院院士、973計画〈注〉顧問組と諮問組の専門家、973計画プロジェクト首席科学者、国家重点実験室主任などの専門家の下に送って、無記名投票を行った。最後に得票の集計に基づいて、「2010年度中国科学十大進展」が選ばれた。
 注 国家の発展と科学技術の進歩を全体的に引っ張る性格をもち、国として強力に推進する必要のある基礎研究計画。1998年にスタートし、農業、エネルギー、情報、資源・環境、人口と健康、材料を中心に、国家戦略上必要な重要分野と科学の最先端分野で進められている。

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