天然ガスハイドレートの生成法則 中国で新たな研究スタート

2月 23, 2011

(中国通信=東京)広州23日発新華社電によると、戦略的代替エネルギー―可燃氷の開発利用のテンポを速めるため、中国は先ごろ、その生成法則についての新たな研究をスタートさせた。国土資源省広州海洋地質調査局が明らかにしたもの。これは国家973計画(注)の重点プロジェクトで、実施期間は3年。
 可燃氷は天然ガスハイドレートの俗称。この20年間に海洋と凍土帯で発見された新しいタイプのクリーンエネルギーで、石油、石炭など伝統的エネルギーの代替品になりうる。試算によると、世界の可燃氷に含まれる有機炭素の総資源量は全世界ですでに知られている石炭、石油、天然ガスの2倍に相当するという。
 プロジェクト首席科学者で、広州海洋地質調査局技師長の楊勝雄氏は、次のように説明した。
▽中国地質調査局の手配の下で、わが国は1999年から海洋可燃氷について実質的な調査と研究を繰り広げた。中国の海洋可燃氷プロジェクトの調査実施機関として、広州海洋地質調査局は詳細な調査を基礎に、2007年5月に可燃氷の実物サンプルの獲得に成功した。この2年間、中国の科学者は可燃氷の開発技術や環境管理などの面の技術難題をめぐって、可燃氷生成の地質条件および富化の特徴などの関連研究をすでに繰り広げてきた。
▽新たにスタートする国家973計画プロジェクトである「可燃氷の生成・プールメカニズムと富化法則の研究」後半3年は、過去2年の研究活動の全面的総括を踏まえて、可燃氷の開発技術と環境管理面の研究活動を加速し、わが国の可燃氷実地調査・開発事業の掘り下げた、持続的、科学的で、つりあいのとれた発展に花を添えるだろう。
 (注)国家の発展と科学技術の進歩を全体的に引っ張る性格をもち、国として強力に推進する必要のある基礎研究計画が1998年にスタートし、農業、エネルギー、情報、資源・環境、人口と健康、材料を中心に、国家戦略上必要な重要分野と科学の最先端分野で進められた。

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