中国、リビア情勢に関する安保理決議に棄権票
3月 18, 2011
(中国通信=東京)国連17日発新華社電によると、中国の李保東国連常駐代表は17日「リビア情勢を速やかに安定させるために、安全保障理事会が適切で必要な行動をとることを中国は支持しているが、安保理決議1973の一部の内容に無理があるため、中国は棄権票を投じた」と説明した。
国連安保理は17日、賛成10票、棄権5票で、リビアに飛行禁止空域を設置する決議を可決した。決議は必要なあらゆる措置を講じて、リビアの一般市民と市民の居住地区を武力攻撃の脅威から守ることを関係国に求めている。
李代表は安保理がリビア情勢に関する決議が可決されたあと、次のように述べた。リビア情勢は絶えず悪化しており、そのことに中国は重大な関心を寄せている。リビア情勢を速やかに安定させ、一般市民に対する暴力行為を阻止するために、安保理が適切で必要な行動をとることを我々は支持している。
さらに次のように説明した。国際関係において武力を行使することに中国は一貫して反対している。安保理決議1973を協議する過程で、我々と一部の理事国はいくつかの具体的問題について提案を行った。しかし遺憾なことに、少なからぬか問題に対する立場は明らかにされず、回答も得られなかった。決議の一部の内容に無理があると中国は考えている。
また「リビアに飛行禁止空域を設置することに関するアラブ連盟(AL)の決定を中国は非常に重視しており、アフリカ国家とアフリカ連合(AU)の立場も非常に重視している」と語った。
李代表は「そのため、またリビア情勢の特殊な状況を考慮して、中国は決議1973に棄権票を投じた」と説明した。

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