古代人はパンダを食べていた

9月 2, 2005

(中国通信=東京)貴陽1日発新華社電によると、現在では何物にも代え難いほど貴重なジャイアントパンダが、古代人の食卓にのぼっていた。中国の考古学者が大量の人類遺跡を研究したうえで出した結論。

貴州省博物館の蔡回陽研究員は、次のように説明した。我々は少なくとも7カ所の人類遺跡と30カ所余りの化石地点で、パンダの骨を発見した。完全な頭骨もあった。パンダは人類が飼育していた動物ではないが、パンダの骨の化石は古代人遺跡において、たびたび発見されている。上述の事実から、肉類が不足していた古代人は、パンダを食べていたと推断することができる。

蔡研究員は次のように推測している。パンダは行動が緩慢で、他の食用動物と比べ、体も小さいことから、他の猫科動物や原始人が捕獲することは容易だった。

貴州省の考古専門家は、貴州省黔西県にある約60万年前の観音洞文化遺跡や、盤県、畢節、興義などの人類遺跡で、パンダの骨を発見した。1960年代以降、考古専門家はパンダの完全な頭骨を少なくとも4個発見している。

パンダは古代、中国南部の省・自治区や、南部と北部が交わる広大な地域に生息していた。蔡研究員の分析によると、当時のパンダは人類の食物となっていたが、猛獣の襲撃も日常的に受けていた。

パンダは300万年前余りから今日まで生き抜き、動物界の「生きた化石」と呼ばれている。現在中国に生息している野外パンダは1590頭余りで、大多数は、四川、陝西、甘粛3省の山岳地帯に生息している。

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