寧夏回族自治区の巡礼団がメッカに向けて出発

10月 17, 2011

(中国通信=東京)銀川17日発新華社電によると、寧夏回族自治区のメッカ巡礼団を乗せた今年最初のチャーター機が17日午後8時10分、銀川河東空港を出発した。今年は寧夏の2656人のイスラム教徒が、中国政府が統一して手配した巡礼団に自費で参加し、メッカを訪れる。
 中国最大の回族の居住地である寧夏の年に一度のメッカ巡礼が正式にスタートした。
 中国には2000万人を超えるイスラム教徒がおり、主に寧夏回族自治区、新疆ウイグル自治区、青海省、甘粛省、雲南省などに居住している。今年は、中国全体で約1万3800人がメッカの巡礼に参加する。巡礼はイスラム教徒が守るべき重要な五つの義務の一つで、中国のイスラム教の重要な宗教活動の一つでもある。
 午後7時すぎ、寧夏からメッカに向かう332人のイスラム教徒が空港の待合室で出発前の礼拝を行い、中国国際航空公司のCA9261便に乗り込み、巡礼がスタートした。中国国際航空は17日から22日にかけて8機のチャーター便を運航して巡礼者をメッカに運ぶ。
 9時間のフライトのあと、巡礼者はメディナの空港に降り立ち、バスに乗り換えてメッカに向かう。
 寧夏回族自治区宗教局宗教1課の李玉山課長は次のように述べた。巡礼者の身の安全を守り、巡礼の成功を保証するために、寧夏回族自治区は今年、医療関係者、アラビア語の通訳など76人からなるサービス団を派遣し、食事、ホテル、医療、交通、安全など多くの分野のサービスを提供する。その中には宗教知識が豊富で、アラビア語に通じた18人の「イマーム」が含まれており、彼らは巡礼者に随行し、宗教に関するさまざまな問題に応える。
 このほか、利便性と集中したサービスを提供し、管理を行い、巡礼者の安全を確保するため、今年の寧夏巡礼団は、これまでの分散した宿泊方式を改め、ホテルを集中手配した。
 寧夏の巡礼者は年ごとに増加しており、特に女性の数が大幅に増えている。馬壮余さんと72歳の姉、66歳の妻は3人そろってメッカ巡礼に参加する。馬さんは「巡礼はイスラム教徒にとって人生最大の願いである。以前は経済状態が悪く、一家族は数年あるいは十数年の収入をはたいて、家長がやっと巡礼に参加できる状況だったが、現在は状況が改善され、女性も参加できるようになった」と語った。
 巡礼期間中、通常の宗教活動に加え、巡礼管理機関は巡礼者を現地の有名なイスラム遺跡に案内する。巡礼を終えたイスラム教徒は11月28日から12月3日までの間に、寧夏に戻ってくる。
 寧夏回族自治区は中国の五つの少数民族自治区の一つで、「中国のイスラム省」と呼ばれている。総人口の3分の1を超える220万人以上の回族が暮らしている。

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